Archive: 2025年8月12日

WoWsの高PING対策に無料で使えるVPNを試してみた

■また重いっスw

 

こんにちわ!業務です!

ゲーム「World of Warships」が10周年を迎えるそうで、連日大盤振る舞いなご褒美がもらえるキャンペーンが展開されております。いや~、ありがたいです。業務は基本無課金なので、ダブロン(ゲーム内有料コイン)や鋼鉄と交換できるポイントとか「WGさん大丈夫!?」と思わず心配になってしまいます。

でまぁ、ありがたいんですが、ユーザーが殺到しているせいか、最近また夜の時間帯にWoWsのサーバが重いんですよね。例によって高PING(1000~3000ms超)で操作不能→強制ログアウトも含め、全体的に通常35msのころ100ms平均みたいな感じで、重い日が多々あるようになっております。

WoWsのPINGが2000とかでゲームにならない話【解決】
”Google One VPN”が終わるじゃん
訃報:WoWsでVPNが使えなくなった

↑で書かせて頂いたように、業務は

「Google One VPN(月額250円)」→サービス終了(Pixelシリーズのスマホでのみ使える)
「Norton セキュアVPN(年額3290円)」→なんか最近WoWsで弾かれてログインできなくなった

という経緯を辿っており、VPNを何も使用しておりませんでした。

だもんで、またWoWsに効く有効なVPNを探す旅に出て参りました。今回はなんと無料です!インストールや設定も超簡単で、私のリーズナブルVPN探しの旅の終着点かもしれません。ぜひお試しあれ!

 

■登録ナシ!無料で使えるVPN!

 

それがコレ!

Cloudflare WARP
https://one.one.one.one/

言わずと知れた、「クラウドフレア」が提供してくれているVPNクライアントになります。

クラウドフレアを知らない方の為にざざっと説明しますと、同社はアメリカの企業で、CDNをメインサービスに、サーバやネットワーク周りの効率化・セキュリティ関連を手掛けている超有名企業です。

「CDN」っていうのは画像なんかのコンテンツを持ち主に変わりキャッシュしてくれる仕組みで、例えば業務のホームページに多数のアクセスがあると仮定した場合、その都度使っている画像が業務のWEBサーバから読みだされますが、CDNサービスにこれら画像を登録しておくことで、CDNサーバが変わりに画像なんかを提供してくれる仕組みです。これにより業務サーバはHTMLや記事等のテキストデータのみ処理すればよく、結果的に業務サーバの負担が軽減され表示も高速になります。従ってサーバの台数やネットワークの帯域も節約できますので、ビジネス的にも大助かりというかもはや必須な仕組みです。

Cloudflareは有名どころの企業で多数採用されており、WoWsでも採用されています。業務も本業でCDNは大変お世話になっているんですが、VPNクライアントの存在は全くもって知りませんでした。(お恥ずかしい。)

前述の通り、Cloudflareではサーバ周りのセキュアなソリューションも規模に応じ無料から有料まで色々やってますので、そこに接続するためのツールとして無料でVPNクライアントを提供しているのだと思われます。

 

■やってみよう!

 

とりあえずインストールしてやってみる。

上の画面から「Windows」をクリックすれば即インストーラがダウンロードされますので、これをインストールするだけ。

こんな感じにショートカットアプリ一覧(この場所なんていうの?W)に雲みたいなアイコンがあると思います。もしいなければ「スタート」→「アプリ一覧」から「Cloudflare WARP」を探して起動してみて下さい。

でクリックするとこのようなウインドウが表示されるので、デッカいボタンをクリック!これでVPNが有効になりました。ちなみに右下の歯車は「設定」で、その隣にある亀さんみたいなアイコンは「バグ報告ボタン」だそうです。そんなボタン初めて見ましたw

この時点でお分かりかと思いますが、ユーザー登録とかクレジットカード登録とか何もありません。

 

あとやらないとは思いますが、設定では必ず「1.1.1.1 with WARP」を選びましょう。WARPでは世界中のクラウドフレアのサーバ拠点を暗号化しつつ目的地までの最短経路(たぶん)を経由してくれます。「1.1.1.1」はただ単にDNSを切り替えるだけで経路変更はされませんのでご注意下さい。

 

試しにPingPlotterで経路を確認してみます。

VPN接続前。ドコモ光OCNです。

Cloudflare WARP 接続後

バッチリ経路が変わっていますね。

回線速度もチェックしてみます。スピードテストは下記サイトを使用しました。
https://speed.cloudflare.com/

接続前

Cloudflare WARP 接続後

若干落ちますがまあ許容範囲でしょう。Google ONE VPNの時も調べときゃよかったなぁ。

 

■実際遊んでみる!

 

実際どうなるかWoWsでテストです。重い時間帯にCloudflare WARPを有効にしてPING値を確認します。

大体35~48ms前後で安定しております!全然問題なし!快適!

WoWsサーバが混雑しているせいか、慢性的に90ms前後になることはありましたが、これはVPNを通さなくてもほぼ同様の値でしたので、Cloudflare経由の影響ではないようです。またVPNを有効にした状態では突発的なPING値の上昇も発生していません。

 

■まとめ

 

Cloudflare WARP
https://one.one.one.one/

無料かつアカウント登録もなし、もうこれ以上はないでしょう。
WoWsで高PINGに悩まされている方、簡単にはプロパイダを変更できない方等、ぜひご参考にして頂ければと思います。年末まで色々とイベントが控えているようですので、今から対策しておくことをお勧めします。

また、外出時に公衆WiFiなんかを使う時にもセキュアな環境で接続できますので、そういった意味合いでも大変にオススメなVPNです。Windows以外にもMac、各種スマホ用、Linuxまで使えます。

※ちなみに業務はゲームの時(かつ重い時)以外はVPNは使ってません。上記目的外での詳しい使用方法・設定方法は各自でお調べ下さい。あと業務はWoWsが重くて困る時が時折あり、同じような環境の人にもWoWsを楽しんで欲しいので記事にしているだけであって、VPN界隈のまわしものではありませんw

そんな感じで今回は以上です~。
今度は長く使えるといいなぁ。

ではまた何かありましたらご報告します。

よいWoWsライフを!